以前、銀行に勤めている時不渡りを出しそうな取引先がありました。それまでは、毎日、決済用資金を入金にきていて私たちの上司とも世間話や雑談などしていましたが、不渡りを出すかもしれない状況になったとたん、上司は手のひらをかえしたように、その取引先に対して厳しくなり、決済口座への入金の督促依頼をしていました。
なんだか、現実社会の厳しさを目の当たりにしたような気がしました。 いくら普段からの付き合いがあっても、こういう状況になると銀行はとても冷たくなるんだ・・と思うのと同時に毎日扱っているお金の大切さが実感されました。
それと、銀行と顧客との信頼関係はお金でつながっているということ。 よく、お金に困っているんじゃないのに、引き落とし口座への入金を忘れていたために公共料金や保険料、クレジットカードなどの引き落としができず不能となってしまうケースがありました。自分の信用を守るということで、こういうことは避けたいですよね。
たいていの人が引き落とし口座に指定しているのは総合口座ではないでしょうか? 総合口座には普通預金・定期預金・貯蓄預金がセットされていて、その定期預金にたとえ10万円でも入金しておけば、引き落とし日に入金し忘れていてもその定期預金から借り入れという形で引き落としができないというようなことは避けられます。
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